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裏切り者でも、勝てば官軍!

私はM社入社後、商品課に配属され、まず商品を知り、得意先を覚えるために、
配達業務と返品整理をしたことは前々項に書きました。

前項の内容の状況下での、先輩セールスの士気低下は、新人の私にも感じられる出来事があった。

前日のご注文を、お得意先(特約店)に配達した際のことである。
元卸の山田株式(山庄)という、当時、大阪一と言われた地方問屋に配達した時のこと、
S社(扇●飴)の製品は多品種が山のように積まれているのに対して、
M社(●覚糖)の製品置き場は狭くて、在庫は殆どない。比べれば、実に山と谷のようである。
S社は100ケース単位で納入するが、当社(M社)は5~10ケース単位である。

ある日、仕入れ担当者の部長さんに、元卸なのに、何で在庫が少ないのですか?とお尋ねると、

「あんたところの商品は儲からん。」
「ただお得意さん(仲卸や小売店)からの注文があった分しか配達しない。」
儲からんので、積極的に売り込むことはしていない。」
「それに、あんたところのセールスは全然廻(訪問)っても
来ないじゃーないか・・・。」
「それに引き換えS社は、移動販売をどんどんやってくれる。」と言われたのです。

*移動販売とは、メーカーの車に商品を満載して、問屋のセールスと一緒に、その得意先を訪問して、
その場で注文を聞き、直に納品することができる。
通常問屋のセールスは1日に20~30軒を訪問する、精々特売商品や新製品の売り込みで精一杯である。
何百社、何千アイテムもある、通常商品の売り込みなんて出来っこない。

その点、移動販売は、メーカーの社員が同行するため、自社の商品の売り込みが容易であり、
メーカーの顔を立てて、注文してくれたりするので成果は大きい。

それに、元卸(問屋)に取っては、自社の車は使用しないので経費はかからない。
問屋にとっては、ありがたい販売方法である。

M社の場合は、その移動販売の予定すら組んで貰えないのが現状でした。その後もS社の躍進がつづく。

この苦境をバネとして、M社の社長の「経営理念」が社員の結束を高め、
業績好転に結びついて行くのは数年後になります。

そんな激動の時代に、私は入社した訳です。

つづく
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